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迎春閣之風波

2010年11月10日[水曜日]カンフー追記の開閉
迎春閣之風波/The Fate of Lee Khan(香港)
1973年12月6日香港公開
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巨匠キン・フー監督の「大酔侠」「残酷ドラゴン/血闘龍門の宿」「喜怒哀楽」(この作品は4人の監督によるオムニバス映画でキン・フー監督は「怒」を演出している)に続く“宿4部作”と呼ばれた作品の最後の1本。香港へ戻ったキン・フー監督がゴールデンハーベストで撮った第一作だ。
元朝末期、朱元璋は元朝廷に反旗を翻し、勢力を拡大していった。その部下瀋天松(ソン・ラン)は朝廷に仕える権力者李察罕(ティエン・フォン)に彼らの戦略を示した機密文書を渡そうとしていた。受け渡し場所は陝西省の宿“迎春閣”。反元の志士劉(ハオ・リーレン)は宿の女主人萬秀(リー・リーホァ)に相談し、李察罕を殺して機密文書を取り戻そうとする。萬大姐は助っ人に4人の女性を雇う、さらに反元の士王俊(パイ・イン)と沙雲山(ハン・インチェ)も加わった。李察罕はすご腕の妹李婉兒(シー・フォン)と部下曹玉昆(ロイ・チャオ)を連れ“迎春閣”に到着する。だが曹玉昆も実は反元の士だった。機密文書を渡した後、瀋天松は捉えられる。何とか機密文書を取り戻そうと黒牡丹(アンジェラ・マオ)は李察罕の部屋へ忍び込むが間違えて違う文書を盗んでしまう。その文書を元に戻そうとして黒牡丹の仲間小辣椒(シャンカン・イェンエー)は殺されてしまう。何者かが文書箱を開けたと知った李察罕は警戒を強める、ここに敵と味方が入り乱れた緊迫の心理戦が繰り広げられる…。

嵐を呼ぶドラゴン

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方世玉與洪熙官/Heroes Two(香港)
1974年1月19日香港公開

1983年に交通事故で若くしてこの世を去ったアレクサンダー・フー・シェングとチェン・カンタイが主演。
実在の英雄、方世玉と洪煕官の友情を描いた快作である。
清朝の兵によって少林寺は焼き打ちに遭い、修行者の洪煕官(チェン・カンタイ)は深手を負いながらも闇に乗じて逃げ出す。清朝の将軍 車剛(チュー・モック)が差し向けた追っ手と戦闘中、偶然通りかかった方世玉(アレクサンダー・フー・シェング)は洪煕官が人を痛めつけていると勘違いし、清兵に手を貸して洪煕官を捕らえさせてしまう。
車剛は洪煕官を地下牢の鎖につなぎ、拷問で他の弟子たちの行方を吐かせようとするが、洪煕官は口を決して割ろうとはしなかった。
方世玉は武林の仲間から洪煕官が捕まったことを聞き、初めて自分が捕らえさせた男が彼だったと知り、地下牢へ乗り込むが、武術の達人である車剛に返り討ちに遭い、何とか逃げ出すのが精一杯だった。自分の勘違いから洪煕官を敵の手に渡したことを悔やむ方世玉は一計を案じ、洪煕官の縛られている牢まで地下道を掘り続け、ついに洪煕官を助け出して、仲間とともに車剛と対決する・・・

英雄十三傑

十三太保/The Heroic Ones(香港)
1970年8月14日香港公開
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名匠チャン・チェー監督の超大作として1970年に制作された。
当時としては最も巨大なセットを組み、新鋭スターを揃え、チャン・チェー監督の代表作にする勢いであった。
ちなみに原題の「太保」とは皇帝の補佐役だが、役職名だけで実際には何の権限もない。
唐の末期、黄巣の乱が起こり、沙陀国国王 李克用(グー・フォン)は唐の皇帝から討伐を命じられる、李克用には13人の荒くれ息子がいた、中でも11番目の息子 史敬思(ティ・ロン)と13番目の息子 李存孝(デビット・チャン)は武芸の達人で国王のお気に入りだった。黄巣を征伐した沙陀軍だが、梁国の大臣 朱温(チェン・シン)は李克用暗殺をもくろみ、城へ招き入れるが、史敬思の命がけの活躍と救援に向かった李存孝に助けられる。李存孝をこころよく思わない4番目の息子 李存信(ナン・ゴンシュン)は彼を騙し、処刑する。ここから兄弟同士の殺し合いが始まった…

必殺のダブルドラゴン

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識英雄重英雄/Two on The road
1980年11月6日香港公開

レオン・カーヤンとフィリップ・コーが悪役ではなく正義の味方として主演した傑作コメディクンフー映画だ。
被災地への義捐金を届けようとした黄(リャン・ジャーリー)一行は途中で盗賊に襲われ、義捐金を奪われてしまう。その場に居合わせた馬力(フィリップ・コー)は犯人だと疑われる。馬力を捕らえるため雷震天(レオン・カーヤン)は罠を仕掛けるが馬力に逃げられる。栄隊長(ジャン・タオ)は雷震天も仲間だと疑って追い回し、黄の協力を得てついに2人とも捕らえる。牢獄の中で村長(ワン・ロンウェイ)が怪しいと気がついた2人は何者かの手助けで脱獄する。実は義捐金は村長がふところに入れ、空の千両箱を運ばせていたのだった。黄は逃げようとする村長を呼びとめ、義捐金を取り戻そうとするが逆に殺されてしまう。村長の正体は譚家暢という、殺しも盗みも平気でやる大悪党だったのだ。馬力と雷震天は村長のあとを追った…

無敵のゴッドファーザー ドラゴン世界を征く

香港小教父/Little Godfather from Hong Kong
1974年6月28日香港公開

ブルース・リャン主演第3弾として公開されたこの作品は「ドラゴンへの道」と同じローマでロケを敢行した。共演はリャンのベストパートナーとも言える倉田保昭とマン・ホイだ。
監督は数々の名作を世に送り出したウー・セーイェン。
暗殺を生業とするカルロファミリーだが香港での暗殺をカンフースター ワン・レイ(ブルース・リャン)に阻止される。ファミリーの面子を守るため、ボスのカルロ(コンサルボ・デルアルティ)はワン・レイに主演映画のオファーを出し、ローマに呼び寄せる。ローマに着いたワン・レイと弟のストーン(マン・ホイ)は兄ワン・ユン(ファン・ユー)の出迎えを受けた。兄の家に向かう車中で兄から「明日、香港へ帰れ」と忠告される。だが翌朝、兄は何者かに惨殺され、ワン・レイは復讐を誓う。危うく敵の罠にはまりそうになったワン・レイたちを救ったのは保険会社から派遣された美女アイビー(シャーリー・コリガン)だった。カルロの3人の息子は父の命令でワン・レイを狙う。カルロの実の息子カニー(マリオ・クティーニ)と元ナチス親衛隊デューク(ゴードン・ミッチェル)を倒したワン・レイだが、映画の共演者リリー(マリア・ダインコロナート)の罠にはまり、弟ストーンを殺されてしまう。怒りに燃えるワン・レイの前に不敵な笑みを浮かべた3人目の息子、日本人のサカタ(倉田保昭)が現れる。ワン・レイとサカタの戦いが始まった…

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